どーも!ショーイです。
今回はローリスクハイリターンの投資として人気のIPO株投資について解説いたします。
IPO(新規公開株)という言葉はすでに株式投資などをしている方ならご存知かと思いますが、最近投資をはじめてみようと思い始めた方や、貯金だけでは資産が増えないのでなにか良い方法がないかな?って思っている方など、投資の初心者や未経験者の方に解説したします。
まず知っていただきたいのは
IPOは儲かる確率が高い!!
っていうことです。
また、損をしないように「応募するべきIPO」を判断できる情報サイトも紹介しますのでお楽しみに!
この記事でわかること
IPO(新規公開株)とは?
IPO(新規公開株)とはその名の通り、株式市場に新規に上場する会社の株のことです。
株式市場には、東証一部や東証二部、ベンチャー企業等が上場する新興市場のマザーズやジャスダックといった市場があります。
いきなり東証一部に上場する会社も稀にありますが、多くはマザーズやジャスダックといった新興市場に上場します。(上場させる基準が決まっています)
IPO株とは、その会社の株式の上場が決まって、初めての市場取引を行う前に売り出される株式のことです。
IPO株投資とは、この上場が決まった株式を購入し上場初日に売って差額の儲けを得るという投資法です。
IPO株は必ず儲かる?
IPO株は儲かる確率はとても高いですが、絶対儲かるというわけではありません。
ちょっとガッカリしてしまった方もいると思いますが、IPO株の売り出し価格と初値の一覧をご覧ください。
今年(平成30年)の9月に新規上場した株の売り出し価格と初値が取引で最初についた価格です。
平成30年9月は14社が新規上場しています。
証券コード | 会社名 | 発行価格 | 初値 | 利益 |
3612 | ワールド | 2,900円 | 2,755円 | -14,500円 |
7038 | フロンティア・マネジメント | 2,260円 | 5,000円 | +274,000円 |
7326 | SBIインシュアランスグループ | 2,160円 | 2,160円 | 0円 |
6233 | 極東産機 | 405円 | 696円 | +29,100円 |
9285 | 東京インフラ・エネルギー投資法人 | 97,000円 | 92,600円 | -4,400円 |
4398 | ブロードバンドセキュリティ | 750円 | 2,001円 | +125,100円 |
7325 | アイリックコーポレーション | 1,770円 | 2,226円 | +45,600円 |
7036 | イーエムネットジャパン | 3,000円 | 7,000円 | +400,000円 |
3496 | アズーム | 3,000円 | 6,400円 | +340,000円 |
3494 | マリオン | 2,380円 | 3,800円 | +142,000円 |
3495 | 香陵住販 | 1,700円 | 1,970円 | +27,000円 |
3493 | 伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人 | 103,000円 | 99,300円 | -3700円 |
7035 | andfactory | 2,570 | 4,010 | +144,000 |
9275 | ナルミヤ・インターナショナル | 1,560円 | 1,501円 | -5,900円 |
(*利益は取引1単位での金額です)
イーエムネットジャパンという会社は3000円で買った株が7000円になってます!
100株単位で購入するので、3,000円×100株(30万円)で売り出しされた株が上場日に初めてついた値7,000円×100株(70万円)で売れたということです。
なんと、40万円の儲けです!
また今年一番儲かったもっとすごいIPO株はなんとマザーズに上場したHEROZという会社の株でなんと!発行価格4,500円の株が初値で49,000円もつきました。
初値売りでの儲けが4,450,000円です!
いきなり10倍以上になったわけです。まさにプラチナ株ですよね!
今年に上場したIPOで100万円を超える利益が出せたのが、今紹介したHEROZを含めて4社あります。
この100万円を超えた株をIPOに当選して買えた方は本当にラッキーでしたね。
でもでも・・・公募価格より安くなって損してるのもあるじゃん!って思った方もいるかもしれませんが、公募価格割れしそうなIPO株はある程度事前にわかるんです。
その企業の業績や業種、発行株数、上場初日の売り圧力などを分析すればかなりの確率で公募価格より値上がりしそうか値下がりしそうかということが判断できます。
なんだ・・・・
調べないといけないのか・・・面倒だな・・・
そう思っちゃいますよね?
でも大丈夫!!
初心者の方でも初値で儲かりそうか損しそうかどうかがわかる情報サイトがあるのでそこで判断できます。
「応募するべきIPO」の判断をするのに役立つサイトはココ。
IPO株初値予想>>https://ipochallenger.com/bb.html
(リンク先のサイトで銘柄名をクリックすると分析結果がわかります。)
このサイトでは、10段階で公募に参加すべきか否かを表示しています。(10が最も期待できる)
わたくしショーイはこの初値予想のサイトで評価が7以上ついているIPOには申し込みをしています。
評価が低い会社のIPOは申し込まない!とすることで損をせずにすみます。
こちらのサイトでも評価のランク付けをしているので、参考にするといいと思います。>>https://96ut.com/ipo/list.php
このサイトでは、「S・A・B・C・D」のようにランクしていますね。
Sランク、Aランク、Bランクは全部公募価格を上回っていますね!
IPO株を購入するためには抽選に当たらなければならない!
買ったら儲かる株が事前にある程度わかるなんて、なんだかワクワクしてきますよね!!
でも、IPO株は必ず買えるわけではありません。
超お金持ちの方(証券会社と付き合いのある方)などに割り当てられる「店頭配分」とネットからでも応募できる「抽選配分」で当選しないと買うことができません。
わたしのような小口の一般投資家は、証券会社が実施するIPOの抽選に応募して当選する必要があります。
なるべく当選確率を上げるためには、たくさん応募するためにより多くの証券会社から応募する必要があります。
IPO株投資を始めるならまず応募するための証券会社に口座を作ることが先決です!
IPO株に応募する証券会社はどこがおすすめ?
IPOに応募する条件や抽選方法は各証券会社ごとに違いがあります。
いちばんネックになるのが、抽選に応募するために事前に購入資金を口座に入れておかなければならない証券会社が多くあることです。
例えば10社ある証券会社にそれぞれ50万円ずつ入れておくとなると500万円も口座に入れておかなければなりません。
ちょっと無理っていう方がほとんどじゃないですか?
でも、口座にお金を入れておかなくても抽選に参加できる証券会社もあるので、資金の少ない方はこのような証券会社で口座を複数持って抽選に参加すれば大丈夫です!
IPOに応募して、当選したら口座に入金すればよいので、当選するまでは銀行など1か所にお金を集めておけば良いのです。
口座にお金が入っていなくてもIPOの抽選に参加できる証券会社はココ!
ちなみにわたくしショーイは、メインで使っているSBI証券にIPO投資用の資金を入れております。
IPOの応募には、SBI証券はもちろんですが、IPO平等抽選の証券会社のほか、お金を入れてなくても応募できる証券会社の口座からも応募しようと思っています。(いちよし証券もネットから抽選に参加できるようになったようなので、口座開設しようと思います。)
少ない資金でIPOの抽選に挑むなら、資金を入れておく証券会社+抽選の応募に資金が不要の証券会社(複数)に口座を持っておくことがIPO当選のチャンスを高くする秘訣です。
資金を入れておく証券会社は新規公開株の割り当てが多い主幹事の回数が多い証券会社やネット抽選配分の高い証券会社が良いでしょう。口座あたり30万くらい入れておけばだいたいのIPOに応募できます。
抽選に当たったときに限られた資金を迅速にIPO当選した証券会社に入金するためにネットバンクを用意しておくと安心です。
私はSBI証券をメインにしていることから、住信SBIネット銀行を使っています。
SBI証券と住信SBIネット銀行なら、銀行の管理画面で証券口座から銀行口座へ資金の移動が簡単ですし、各証券会社へ入金する際も「即時入金サービス」に対応しているので、とても便利です。(メガバンク系やゆうちょ銀行なども即時入金サービスに対応しているところが多いです。)
★ポイント!
メインで使う証券会社と資金を入れておかなくてもIPOの抽選に参加できる証券会社をもっておくと良い。
IPO株投資におすすめの証券会社
IPO投資でメインにしたい証券会社は、やはりIPOの取り扱いの多い証券会社やIPOの抽選に店舗配分が少なく平等抽選の枠が多い証券会社ですね。
2017年の実績で年間40社以上のIPOを取り扱ってた証券会社
抽選割合
証券会社 | IPO件数 | 抽選割合 |
SBI証券 | 86社 | 35%(*1) |
SMBC日興証券 | 74社 | 10% |
マネックス証券 | 49社 | 100% |
みずほ証券 | 60社 | 10% |
大和証券 | 43社 | ~15% |
野村證券 | 40社 | 10% |
*1 SBIの抽選は口座ごとの抽選ではなく、応募数ごとの抽選となるため一人でたくさん申し込むと確率が高くなります。
また、IPOに外れるとIPOチャレンジポイントがたまっていきポイント枠での抽選(15%)に応募できます。
IPO抽選を狙うなら、この6社の口座開設は必須です!!
各口座にそれぞれ30万円以上ずつ入金しておくのが理想ですが、銀行に集めておいてIPO幹事になった証券会社へその都度資金を移動して抽選に臨むこともできます。
ちなみに私は資金移動がスムーズにできるネット銀行の住信SBIネット銀行を使っております。
さて、IPO株投資の魅力やおすすめの証券口座を紹介いたしましたが、やってみようかな?って思っていただけましたか?
ローリスクハイリターンのIPO株投資!ぜひ始めてみてください。