旅行会社や航空会社の旅行積立は、銀行よりも高い利率で人気が高まっているのをご存知ですか?
銀行の0.001%という低金利が続く中、旅行積立は2%前後の高い利率をキープしています。
当面は旅行に行く予定がないという方でも、数年先の記念日やイベントのために積み立てたりお世話になった方への贈り物として積み立てたりすることもできますよ。
旅行好きな方はもちろん、旅行の予定がない方も必見のお得な旅行積立をチェックしてみましょう!
この記事でわかること
お得な旅行積立の利率やサービスの内容を教えて!
旅行積立は旅行会社で申し込みができるものと航空会社で申し込みができるものの2つに分けることができます。
どちらも一定額を積み立てて満期を迎えると、サービス額をプラスした額が返ってくるという仕組みです。
旅行会社の旅行積立よりも航空会社の旅行積立の方が利率が高い、毎月払いよりも一括払いの方が利率が高いという傾向があります。
JTBたびたびバンクフリープランのみいつでも利用可能。満期がないためしばらくは旅行の予定はないけれど数年後には旅行に行きたいという方におすすめです。
旅行会社の旅行積立
JTB「たびたびバンク定期」
- 年利換算1.75%
- 毎月払いの積立期間は12~60回(毎月5,000円以上)
- 一時払いの積立期間は12~60ヶ月間(一括30,000円以上)
- 満期後10年間利用がない場合は権利が失効される
- JTB店舗で取り扱っている海外・国内のパッケージツアー、国際航空券などの支払いに使えるカードが発行される
JTB「たびたびバンクフリープラン」
- 年利換算0.8%(契約期間中に変更あり)
- 毎月5,000円以上、6~60回の積立回数の指定可
- お金に余裕がある時に積み立てる際は3,000円以上
- 入金や利用が10年間ない場合は権利が失効される
- JTB店舗で取り扱っている海外・国内のパッケージツアー、国際航空券などの支払いに使えるカードが発行される
H.I.S「貯めチャオ」
- 年利換算1.8~2.0%
- 毎月払いの積立期間は6~60回(毎月3,000円以上)
- 一括払いの積立期間は6~60ヶ月(一括50,000円以上)
- 満期時にH.I.S営業所や特約代理店等で使えるSKY商品券が届く(有効期限なし)
日本旅行「ドリームプラン」
- 年利換算1.5~2.0%
- 毎月払いの積立期間はも積立期間は6~60ヶ月(毎月3,000円以上)
- 満期時は、全国の日本旅行のパックツアーやJR券、航空券、私鉄券、宿泊券などの支払いに使えるドリーム旅行券が発行される
近畿日本ツーリスト「旅したく」
- 年利換算1.5~2.0%
- 毎月コースの積立期間は6~36回(毎月3,000円以上)
- ボーナス併用コースの積立期間は12~36回(毎月3,000以上+ボーナス時10,000円以上)
- 一時積立コースの積立期間は6~36ヶ月間(一括18,000円以上)
- 満期を迎えると全国の近畿日本ツーリスト店舗、特約店で現金同様に使えるツーリスト旅行券が届く(有効期限なし)
阪急交通社「たびだち」
- 年利換算1.5~2.0%
- 毎月払いの積立期間は12~60回(毎月3,000円以上)
- 一括払いの積立期間は6~60ヶ月(一括60,000円以上10,000円単位で設定可)
- 満期月の翌月中旬に阪急交通社全カウンター店舗で使えるたびだちハイレジャーギフト券が届く(有効期限なし)
JCBトラベル「旅行積立」
- 年利換算初年度のみ3%、2回目以降2%
- 毎月積立回数は12回または24回、積立額は1万/5万/10万円から選ぶ
- 一括積立期間は12ヶ月間、積立額は100万/200万円から選ぶ
- 積立は指定のJCBカードから自動振替のみ
- 満期日以降5年間利用がないと権利を失効する
航空会社の旅行積立
日本航空「JAL旅行積立」
- 年利換算最初の1年間は3%、1年後から満期までは2.5%
- 毎月払いコースの積立期間は12~60回(毎月5,000円以上)
- 一時払いコースの積立期間は12~60ヶ月(一括50,000円以上1,000円単位で設定可)
- 一時払い6ヶ月満期コース(一括50,000円以上1,000円単位で設定可)
- 満期を迎えると空港券やJALグループで使えるJAL旅行券が発行される
- JAL旅行券の有効期限は10年間
ANAセールス「ANA旅行積立プラン」
- 年利換算最初の1年間は3%、1年後から満期までは2.25%
- 毎月払いコースの積立期間は12~60回(毎月3,000円以上)
- 一時払いコースの積立期間は12~60ヶ月(一括5,0000万以上10,000円単位で設定可)
- 一時払い6ヶ月満期コース(一括50,000円以上10,000円単位で設定可)
- 満期を迎えると航空券やANAスカイホリデー、ニッポンレンタカーなどで使えるANA旅行券が発行される
- ANA旅行券の有効期限は5年間
旅行積立のメリット・デメリット
銀行よりもはるかに高い利率が旅行積立の最大のメリットです。
旅行に向けて銀行に貯金するなら旅行積立の方が断然お得!
プラスされた金額でオプショナルアーを追加したり、ワンランク上のホテルに泊まったりできるのが嬉しいですよね。
また、銀行預金の利息は利子は収入として扱われ20%の税金がかかりますが旅行積立の利息には税金がかからないこともメリットとして挙げられます。
旅行積立のデメリットは旅行以外に使うことができない点に尽きます。
旅行積立は満期を迎えても現金で受け取ることはできません。
旅行会社や航空会社で使える旅行カードや旅行券が発行されるので旅行でしか使うことができないという縛りがあります。
でも旅行が目的ならデメリットになることはありませんね。
旅行積立をさらに賢く利用するコツを知っておこう
しばらくは旅行の予定がないという方も旅行積立をお得に利用することができます。
ほとんどの旅行積立は、満期を迎えると旅行券が発行されるのでそれを上手に利用してみてはいかがでしょうか。
- 結婚記念日や定年退職のお祝いに旅行券を贈る
- 父の日、母の日の親孝行で旅行券を贈る
- お世話になった方にお中元、お歳暮として旅行券を贈る
こういった利用方法なら自分に旅行の予定がなくても、かなりお得に旅行積立を活用することができます。
有効期限のない旅行券が発行される旅行積立ならお金に余裕がある時に積立をしておき、数年先の自分へのご褒美や結婚が決まった時の新婚旅行用に確保しておくという使い方もできますね。
さらにお得に旅行積立をしたいという方は、ポイントやマイル獲得を狙うのもひとつのアイデアです。
JCBトラベル「旅行積立」はJCBカードからの自動振替でしか積立することができませんが、通常のショッピングと同様にOki Dokiポイントが付与されるからとってもお得!
日本航空「JAL旅行積立」はJALカードで支払うとショッピングマイルが、ANAセールス「ANA旅行積立プラン」はANAカードで支払うとマイルが貯まります。
旅行積立に7ついてのまとめ
- 旅行積立の銀行よりも高い利率に注目!
- 今旅行の予定がなくてもお得に活用できる!
旅行積立はなんといっても利率の良さが大きな魅力です。
使い方によっては旅行の予定がなくてもお得に利用することができる旅行積立ですが、契約前は事前にサービス内容をよく調べておきましょう。
例えば…日本旅行「ドリーム旅行券」はJR券や航空券に使えますが、阪急交通「たびだちハイレジャーギフト券」はJR券や航空券には使えないという違いがあります。
もしJRを利用したいなら日本旅行の旅行積立が向いていますし、普段からJALマイルを貯めているという方なら日本航空の旅行積立がぴったりです。
つい高い利率に目が行ってしまいますが、旅行積立のサービス内容は様々なのでじっくり比較検討してから契約してくださいね!
コメント一覧
コメントする